3/4より、名古屋商工会議所「会報誌 那古野」にて代表志水の連載「ようこそ！WEB活用クリニックへ」が始まりました。
(隔月1回掲載)

【記事内容】

新連載 第1回 「Webサイトはマーケティングツール」

はじめまして！クリニック院長の志水です。多くの企業の悩みのタネとなっているネット活用。名古屋トップのドクターとして、様々なご相談を解決していきます。さて、早速お困りの方がいらっしゃったようです。お話を聞いてみましょう。』

社長：
ウチのWebサイトは、会社案内がわりに5年前に立ち上げましたが、ほとんど反応がありません。しかし先日、ライバル会社が新商品のWebサイトからバンバン受注してるっていう話を聞いたんです。 ウチも絶対に負けられないんですが、どうしたらいいのか…。

志水：
まずはWeb上で市場ニーズを調べてみたらいかがですか？

社長：
市場ニーズ？アンケートかなんかですか？

志水：
いえ、ネットでは毎日膨大な数の検索が行われてますよね？どんなキーワードで検索されているのか、傾向を自社サイトの履歴や検索サイト提供のデータから知ることができるんです。（カチャカチャ）さらに、ライバル会社がどんな言葉で検索されているか、アクセスする人の場所や年齢なんかも分かるんですよ。（カチャカチャ）社長！この商品、隠れたニーズは案外多いようですよ。直接関係ない言葉でこんなに探されてる、ほら！

社長：
へえー、思ってもみなかった言葉で探すんだなぁ。なるほど！見えないニーズが分かるからこっちも打つ手を考えられるんだ。

志水：
そう！それがWebサイトがマーケティングツールと言われる理由なんです。隠れた市場ニーズを捉え、それに応えるだけで今まで会えなかったお客様に会えるチャンスが倍増するんですよ。きっとライバルもそれに気づいたんじゃないでしょうか。

社長：
なるほど。よし、帰ってじっくりデータを見てみよう。

志水：
頑張ってください、社長！

<今月の処方箋>

その1：Webサイトは社長直轄の「戦略案件」に！
ターゲット戦略や営業戦略が密接に関わるWebサイトは、企業の戦略と同義です。ぜひ、社長自らのリーダーシップで進めてください。

その2：市場ニーズを知ることから始めましょう！

まずは自社の検索キーワードの傾向などが分かる無料解析ツール「Google Analytics」の導入がお勧めです。