株式会社アイスタイル様

サービスサイトを活用した営業スタイルの改善

株式会社アイスタイル様

公開日：2020年10月1日

アウトバウンド的な現在の営業スタイルの体質改善
提供サービスが複数あるものの、情報を一元管理できておらず、魅力を発信できていない
SME/テールといった潜在顧客の発掘

今回サイトを作ろうと思った理由は大きく分けて2つあります。
ひとつはアウトバウンド的な営業スタイルからの体質改善。コーポレートサイトには問い合わせフォームがあるだけで、リードナーチャリングまではできておらず、有意義な活用ができていないと感じていました。

もうひとつはコミュニケーション手段として、@cosmeのサービスの魅力を伝える場所作りですね。いくつかのサービスがあり、担当している部署も複数存在しているため、誰が担当している？どうなっている？と社内伝達も煩雑だったので、全部一元管理しようという意図もありました。

インバウンドマーケティングについては2013年に開催されたHubSpotのカンファレンスに参加して、以前から理念は理解していました。今回のサイト制作にあたって、頭の片隅にずっと居た“HubSpot”という存在が、こういう時に使うツールなのでは？と、頭の中でピンと結びついたんです。綺麗でカッコいい物を作るのがゴールではなくて、マーケティングプラットフォームを作ってスタートするのだと、頭が切り替わりました。

短納期に対応できる、馬力のあるパートナーを

2020年7月からプロジェクトを開始して、10月頭に公開という、超短納期のプロジェクトなので、馬力のあるパートナーが必要だと感じていました。そこでさまざまな制作会社を検討した結果、馬力があってHubSpotに最も詳しい存在として、タービンさんにお願いしようと決めました。

タービンさんの姿勢は、ただ請け負ってお金貰って作る制作会社ではなく、コンサルタントという印象ですね。「サイトを制作して終わり」ということではなく、「あなた達が使っていくんですよ」という運用を見据えたサポートをずっと受けていた感覚です。対等な立場のパートナーという姿勢には、たくさん学びがありました。

また、コロナ禍ということもあり、全てオンラインで打ち合わせを行いました。当初は一度も顔を合わさない進行に不安な面もありましたが、スピード感を持って取り組んでいただけました。

ワークショップの効果を実感

超短納期で時間が無いのに、制作前にワークショップをしたことが、すごく印象に残っています。早く中身の話がしたいのに、なぜ遠回りするんだろうと(笑)
ですが、制作を進めていくうちにその効果が分かって、ワークショップを最初にやって本当に良かったなと、印象が変わりました。

制作中もPDCAサイクルが回って、あれもこれもと話が膨らんで、要件が変わってしまうこともありますよね。
やりたいことの増減があるのは仕方ないけど、かといって目標がブレてしまったら、もはや何のためにやっているのか分からなくなってしまう。それでは意味がありません。
制作前に全員でワークショップをして、全員で顧客像や目標を一致させたからこそ、目標に向かってスムーズに進めて、短納期で公開が出来た。プロジェクト推進にあたってとても良い進め方だなと実感しました。この進め方は、真似したいなと思いましたね。

HubSpotをとことん使いこなす

10月の公開後から、HubSpotを使ってお客様とコミュニケーションを取ることが定着し始めて、直後から社内に専門の運営チームが確立しました。
制作時に関わっていなかったメンバーへのレクチャーなど、独り立ちのサポートとして、ずっと伴走してくれることに、感謝しています。

当社ではページの制作はもちろん、ウェビナー運営や問い合わせ対応などもHubSpotの仕組みを使って管理しているので、さまざまな部門がHubSpotを活用しています。
四半期に一度の資料更新もボリュームが多いので、サービス開発部門が直接アップロードしたりもしますね。

HubSpotには本当にいろんな機能があって、それを全部使い倒したいねって、社内でもよく話題にします。
まだ私たちが知らない機能だけでなく、HubSpot自体も日々アップデートを重ねているので、もっと活用したい。引き続きサポートしていただきながら、HubSpotの全ての機能を使いこなしたいですね。