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宮古島にUターンしてWebの仕事をしている私が、母校で特別授業をした話。

作成者: 宮国 靖|2018年12月27日


クリスマスを過ぎても気温が20℃以下にならない常夏の島・宮古島からこんにちは!
宮古島スタッフの宮国です。

先日、母校の伊良部中学校で「先輩による特別授業」をおこなってきました。
今回はその時のレポートをお届けしたいと思います!

「特別授業」の依頼はどこから?

宮古島でIT企業誘致事業などをおこなっている株式会社リチャージさん(代表は当社社長です)からお声をかけていただいたのが夏前のこと。私の母校である伊良部中学校で生徒たちに「特別授業」をしてもらえないかというお話でした。

伊良部島で育った私は、伊良部高校を卒業したあと沖縄本島で進学・就職。昨年宮古島にUターンして、現在はタービン宮古島オフィスで働いています。子ども時代を過ごした思い出深い母校で授業をするというのは、特別感慨深いものがありました。

これからの宮古の未来を担う学生たちに向けての授業です。本番までの3ヶ月には何度も打合せをして資料を準備しました。大勢の前で話す経験はこれまであまりなかったのですが、子どもたちによりよい授業を届けたい気持ちで、工夫を重ねました。

「リアルな進路物語」授業の様子は・・?

特別授業は「進路学習会」というテーマで、全校生徒70人の前で話をさせてもらいました。

内容は私自身のリアルな進路物語です。伊良部中学校を卒業し、高校・大学へと進学、就職していく中で、どのように進路を選んだのかなど、スライドを交えてお話しました。
母校でのエピソードや大学時代の海外でのハプニング話などには笑いも起こり、終始楽しい雰囲気の中、生徒のみなさんもリラックスして聞いてくれていたように思います。
社会人として沖縄本島のIT系企業で働きながら感じた、大変だったこと、学んだことなどを紹介し、宮古島に戻ってからは現在の会社でやりがいのある仕事ができていることもお話ししました。

授業の中で話したことが母校の中学生たちの進路選択に少しでも参考になればと思い、進学や就職にどのようなメリット・デメリットがあるかといった具体的なアドバイスなど、生徒それぞれに親身になって話ができるように心がけました。

夢を語り合う生徒たちに感動。

授業の最後には全校生徒とワークショップ形式で将来どんな仕事に就きたいか、どんな夢があるのか生徒同士で話しあってもらいました。
生徒たち同士で話し合いながら場がどんどん盛り上がっていく様子がとても楽しかったです。

最後に生徒代表の子から感想をもらって授業は終わり、その後も生徒の中にいた私の甥っ子やその友人たちから色々と質問を受けるなど大盛況の特別授業となりました。
伊良部中学校の校長先生にも、私のようなOBが母校で授業に立ったことをとても喜んでいただきました。在学中には想像もできなかった出来事です!

さらに授業から数日後、先生と代表生徒が宮古島オフィスまで、授業の感想が書かれたアンケートを届けに来てくれました。

「これまで色々な仕事を経験された先輩のお話から、メリット・デメリットを知ることができて良かった」「自分が進学する際の参考にしたい」など、生徒たちからの真剣な感想をもらい、グッと来るものがありました。

離島である宮古島で中学生がイメージできる職種はどうしても限定されてしまいます。今回の授業を通して、宮古島の子どもたちが将来の進路を選ぶ際に、ITやWebといった職業を選択肢に入れてくれたら嬉しいかぎりです!

授業を終えて・・

自分としては、今のWebの仕事をしようと決意するまでに時間がかかったことをずっと後悔していました。だからこそ、生徒たちには「将来やりたい仕事をするためにどう進んでいくべきか」という意識を具体的に持つことの大切さを伝えたいと思い、今回の授業に望みました。
全校生徒70人を前に授業をするのは緊張しましたが、伊良部中学校の生徒たちがとても良い雰囲気で授業に参加してくれたのが本当に嬉しかったです。

授業を終えて、思っていたよりも私の話に興味を持ってくれた子、 質問をしてくれた子がいたことにも感動しました。私の話が少しでも良い影響になってくれたらいいなと願っています。

これからも宮古島の子どもたちの将来に役立つことができればと思っています。
タービン・インタラクティブ宮古島オフィスにはUターンやIターンのスタッフがいますので、これからも宮古島を盛り上げる機会には積極的に参加して行きたいですね!