GPCTBA/C&I（ジーピーシーティビーエイ シーアンドアイ）とは、営業での見込み客評価（リードクオリフィケーション）に用いる基準。Goals（目標）、Plans（計画）、Challenges（挑戦）、Timeline（タイムライン）、Budget（予算）、Authority（権限）、Negative Consequences（否定的な結果）、Positive Implications（肯定的な結論）の頭文字を取ったもの。BANT条件よりも顧客を見る際に有効な考え方である。それぞれには次のような意味がある。
Goals（目標）：見込み客が必要または求めるゴールを定量化して明確にする。見込み客のゴールを数値化また再設定することで、見込み客に対するアドバイザーとしての役割を構築できる機会ともなる。
Plans（計画）：見込み客の目標を達成するために、現状持っている導入計画を明確にする。
Challenges（挑戦）：自社の製品または見込み客から期待されているの提供を通して、見込み客とその会社の目標達成のために手助けできるかどうかを明確にする。
Timeline（タイムライン）：見込み顧客の導入目標や計画の時間枠を把握し、いつが締切期限であるかを明確にする。
Budget（予算）：見込み客の支払い予算額を明確にする。
Authority（権限）：見込み客の組織の中で購入権限を持ち、そのサポート役は誰かを見定める。
Negative Consequences（否定的な結果／反対理由）：見込み客の目標に対して適さないものである時に起こるネガティブな反応について議論する。
Positive Implications（肯定的な結果／賛成理由）：見込み客の目標に対して適したものである時に起こるポジティブな結果について議論する。
