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株式会社中電シーティーアイ様

「技術の鋭さ」から「人の温もり」へ。20周年を機に挑んだ、中電シーティーアイのコーポレートサイト刷新

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株式会社中電シーティーアイ様

  • 公開日:2025年4月1日

中電シーティーアイ様は、中部電力グループのIT領域を担い、社会インフラを支える技術と運用力を強みとするプロフェッショナル集団です。2023年10月の合併20周年、そして2024年4月の社長交代という大きな節目を機に、企業理念を改定。「いまの中電シーティーアイ」の姿を社内外に正しく認知してもらうための情報発信基盤として、コーポレートサイトを刷新しました。

プロジェクトの課題と解決

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01.「古い・分かりづらい」状態を改め、迷わず読める導線と最新情報への更新

旧サイトは10年近く運用を続けており、スマートフォン対応の遅れやデザインの陳腐化が課題となっていました。更新が追いつかず、すでに扱っていない旧来の事業が掲載され続けているなど、情報の鮮度にも不安を抱えていました。また、テキスト中心の構成は、企業担当者や就職活動中の学生にとって必要な情報へたどり着きにくく、サイト内での回遊を妨げる要因となっていました。
リニューアルでは、新企業理念を軸に掲載内容を抜本的に棚卸しし、「いま伝えるべき情報」を定義。実態と乖離していた情報を整理し、『いまの中電シーティーアイ』を正しく伝えるための基盤づくりを重視しました。

02. 共通認識を形成して、短期公開でも手戻りを最小化

本プロジェクトの絶対条件は、2025年4月1日の公開を遅延なく完遂することでした。一方で「自社の主観だけで作ると、第三者に正しく刺さっているか分からない」という危惧もあり、制作前段での客観的な整理が不可欠だと判断しました。
実制作に先立ち、他社比較を含む客観的な市場分析やターゲットの行動を可視化するカスタマージャーニーの策定を実施 。これらを通じて「なぜこのデザイン・コンテンツが必要なのか」という根拠を明確にしたうえで、関係者間で「中電シーティーアイらしさ」の共通認識を形成し、制作へと移行しました 。この「言葉による定義」をプロジェクトの羅針盤としたことで、判断の揺れや大きな手戻りを防ぎ、最短距離での進行を実現しました。

03.事業領域の広さを前提に、「誰に向けた情報か」がすぐ分かる情報設計へ

多岐にわたる事業を展開する中で、企業担当者や就活生といった異なるターゲットが、迷わず目的の情報にたどり着ける「分かりやすい導線」の確保は、解決すべき最優先の課題でした 。
構成案ではターゲット別の導線を軸に据え、コーポレートサイトとしての信頼感とBtoBサイトとしての分かりやすさの両立を追求。情報量が多い中でも読みやすさを損なわないよう、余白の活用や図版の配置を徹底的に検証し、視覚的な理解を助けるデザインにこだわりました。

04.静的構成でも運用性を維持する“共通化・部品化”の徹底

情報更新の即時性とセキュリティ、そして表示スピードのバランスを考慮し、本プロジェクトではCMSを全面的に導入せず、静的ファイルをベースとした運用を選択しました。
しかし、更新のたびに全ページを修正する手間は許容できません。そこで、ナビゲーションやフッター、主要なデザインパーツを「部品化」して管理する設計を採用。一箇所の修正がサイト全体に反映される仕組みを構築したことで、運用負荷を最小限に抑えつつ、最新の情報を迅速に発信できる体制を整えました。

サイトデザイン

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Webサイトリニューアルを終えて

サイトデザインとHubSpotのダッシュボード画面

「納得感」を生んだ、戦略策定フェーズ

タービンさんに依頼して一番良かったのは、実制作に入る前の「分析」と「戦略」のフェーズです。
自分たちだけで検討していると、どうしても主観に寄ってしまい「本当に第三者に刺さるのか」が曖昧になりがちです。しかし今回、サイトコンセプトなど全体の枠組みを検討するワークショップを通じて「中電シーティーアイらしさ」を言語化し、客観的な根拠を持って戦略を提示してもらえた。このプロセスがあったからこそ、社内に対しても「自分たちの思い込みではなく、プロの分析に基づいた最適解である」と自信を持って説明でき、大きな納得感を持ってプロジェクトを推進することができました。

「納得感」を生んだ、戦略策定フェーズ

プロジェクトを支えたのは、方向性の共有と「熱量」

2025年4月1日に、限られたリソースとタイトなスケジュールという制約下で、無事にリニューアル公開を迎えました。プロジェクト全体を振り返り、当初の期待通りスケジュールに遅延がなく、大きな手戻りが発生しなかったことは、制作前段で徹底して共通認識を形成した成果だと確信しています。
実制作の過程では、こまめなコミュニケーションも含め、タービンさんの納期遵守に向けた強い責任感と熱量を感じることができ、我々も安心してプロジェクトを推進することができました。

社内からも「当社のイメージに合っている」と好評

リニューアル後、社内からは「見やすくなった」「会社の雰囲気がよく伝わるようになった」と非常にポジティブな反応が得られています。
今回のWebリニューアルで定義したビジュアルやトーン&マナーは、社内でも「いまの中電シーティーアイのイメージに合っている」とスッと受け入れられました。
以前は情報の古さに引け目を感じることもありましたが、今は自信を持って「これが私たちです」と外に向けて提示できる。私たちの想いを期待以上の形に落とし込んでくれたタービンさんの整理力と並走力には、確かな信頼を感じています。

PCで資料の説明する会社員のイメージ写真

次の焦点は、発信の充実と「成果」への意欲

リニューアルはゴールではなく、運用の始まりです。現在は、最新の取り組みをタイムリーに発信し、サイト内の回遊率を高めていくフェーズへと移行しています。
今後は、展示会等からの流入ユーザーを確実に問い合わせや資料ダウンロードへ繋げるリード獲得の強化も重要課題です。アクセス解析による現状把握を進めながら、中長期的にサイトを成長させ、さらなるビジネス貢献を目指していきます。

  • 中電シーティーアイ様の方々
    経営管理本部 総務・広報部
    北條久志様(写真左)
    技術本部 パッケージソリューションリージョン ビジネスソリューション部
    榊󠄀原淳実様(写真中央)
    経営管理本部 総務・広報部
    錦見大輝様(写真右)