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【2020年1月現在】HubSpotアップデートまとめ

作成者: タービン・インタラクティブ|2020年01月31日

HubSpotはマーケティング界の動向やお客様からのフィードバックにより、常に成長を続けるサービスです。HubSpotプラチナパートナーの当社では、HubSpotのアップデート情報を定期的にお知らせしていきます。2020年1月現在の製品アップデート情報からピックアップした内容は以下の4つです。
HubSpotを現在ご利用中の企業担当者をはじめ導入検討中の皆さま、ぜひご参考ください。

新しいEメールアドレスで常にコンタクトを作成

フォームのオプション設定にある「新しいEメールアドレスで常にコンタクトを作成」を有効にすると、ブラウザでドロップされたCookieベースではなく、一意の Eメールアドレスを使用して新しいコンタクトレコードを作成することができます。

イメージは以下です。

展示会にて同じデバイスを活用してフォームを送信しても、コンタクトが上書きされない

展示会やセミナーなどの商談時に、同じタブレットを使い、複数のユーザーに製品の無料体験申込みを促している場合に、今までですとCookieが同一であった為、申込み毎にコンタクトが上書きされてしまいましたが、「新しいEメールアドレスで常にコンタクトを作成」を有効にすると、同じデバイスから同じフォームが複数回送信されても、コンタクトが上書きされることはなくなりました。

一方で、この機能をオンにすると「コンタクトフィールドに既知の値を事前入力する」というオプションが使用できなくなるため、以前に申込をしたユーザーがサイトに戻ってきても、過去に入力した情報をフォームの項目に引用することができなくなります。

不必要にオンにするのではなく、そのフォームを使用するタイミングに応じて、オン/オフを設定してください。

※【利用条件】Marketing HubのFreeまたはStarter以上のユーザー

 

 ②チャットとポップアップフォームで表示タイミングを調整することが可能に

チャットやポップアップフォームをサイトに表示するタイミングを選択して、訪問ユーザー毎に表示する内容を分けることができるようになりました。調整できる条件には以下のようなものがあります。

Marketing HubのFreeまたはStarter以上のユーザー
・リスト
・訪問者が既知なユーザー/匿名のユーザー

Marketing Hub ProfessionalおよびEnterpriseユーザー
・デバイス

ブラウザー言語
前回の訪問からの時間
クリックされたCTA
リファーラルURL
訪問回数
・訪問したページ
など

これらの条件を掛け合わせることも可能です。
活用方法としては以下のようなケースが挙げられます。

新規ユーザーがある特定のサービス紹介ページに3回以上訪問したら、資料請求の申込みフォームを表示させる

以下のようにand条件をつくることで、表示するユーザーのターゲティングが可能になります。また、表示させるページやタイミング(50%以上スクロールした、離脱意図がある時、経過時間(最小7秒))も制御できるため、誰に、いつ、どのような内容を表示させるか細かな設定が可能になります。

※【利用条件】Marketing Hub Professional以上のユーザー※条件を制限なく使用する場合

 

タスクの優先順位をつけるオプションの追加

タスクに優先順位をつけられるようになりました。
選択できる優先度は「高」のみですが、重要なタスクの対応漏れを防ぐことに役立ちます。
優先度は、新しいタスクの作成・タスクの編集時に追加することが可能です。

タスクはコンタクト毎に記載することができるため、お客様から受けた見積依頼の対応期日やメールの返答期日などを記録する時に便利です。
また、自分のタスクだけでなく、他のチームメンバーのタスクを確認することもできるため、チームメンバーのタスク管理にも役立ちます。

※【利用条件】Sales HubのFreeまたはStarter以上のユーザー

 

ナレッジベースの編集機能の改善

INBOUND2019でも発表されましたが、ナレッジベースの編集機能がどんどん進化しています。そもそも、ナレッジベースとはService HubのProfessionalエディション以上からご利用いただけ、顧客からよく寄せられる質問などを基にヘルプ記事を作成、ユーザーはナレッジベース内の検索機能を使い、自分の知りたい情報を検索し、該当記事を見つけることができる機能です。

これまでは無機質なイメージの強かったナレッジベースですが、今回のアップデートにより、デザイン性が向上し、デーブル(表)やアンカーの挿入もできるようになりました。これにより、自社らしさやユーザーからの見えやすさ、また編集者サイドの操作性も向上し、便利に簡単に使いやすくなりました。

※【利用条件】Service HubのProfessionalエディション以上のユーザー

以上、2020年1月現在のHubSpotアップデート情報でした。