支援種別：
事業：システム開発・運用を中心とするITのワンストップサービス
公開日：2016年09月01日
URL：robo.meicom.jp
ロボットやAIなど最新技術が進化し続けている今、当社は「新しい技術にどんどんチャレンジしていく」という方針を掲げています。その一環として2015年6月ソフトバンク主催のPepper導入セミナーに参加しました。
その頃は法人モデルの「Pepper for Biz」が始まったばかりで、何が出来るのかまったくわからない状態からのスタートでした。開発パートナーとしてもかなり早いスタートだったので事例もほとんどありません。
そこから少しずつ試行錯誤しながら実績を重ねて、本格的にサービスを提供するステージに来たところです。
Pepperの開発は、グループ百貨店の季節催事のご案内機能が最初です。その後は大手外食チェーンでお客様の受付をするウェイティングボード機能や、国際空港駅での多言語案内機能、ホテルの受付案内機能など様々な案件に携わりました。
「Pepperを買ってはみたものの、どのように活用して良いか分からない」というお客様がほとんどのため、お客様のサービスやビジネスに合った最適な活用法をこちらからご提案しています。
いずれもPepperが最も得意とするコミュニケーション領域でしたので話題性も含め導入してよかったというお声をいただき、手ごたえを感じています。
Pepper開発サービスの現状課題は、「ロボット活用の市場およびそのニーズがまだ確立されていない」ということだと思います。
Pepperがどんな風に企業のビジネスやサービスに役立つのか、多くの皆さんにまだ明確なイメージや答えがありません。しかしそれは逆に言えば、市場拡大の余地が大変大きいということです。
そこでまずはロボットの最新情報や開発ノウハウを積極的に社会に向けて発信していく元になる、いわゆるソートリーダーになることで我々にとってもそのチャンスは広がっていくと考えました。そこでWebサイトはまさに核となる存在です。
ちょうどそんな時、タービンさんからインバウンドマーケティングの講義を聴き、「見込みの早い段階から関係性を作り、個人に合わせた内容やタイミングで情報を発信していくことで中長期的に顧客に育てていく」という考え方が非常にマッチしているということで新サイト立ち上げおよびマーケティングオートメーションHubSpotの導入が決定しました。
プロジェクトは、最初にサービスの対象となる「ペルソナ」と、そのペルソナがサービスを購入するまでの道筋を描く「バイヤーズジャーニーマップ」を作成することから始まりました。
まだ市場が確立されていないサービスだからこそ、大変重要なフェーズでした。最初はかなり苦戦しましたが（笑）。
そのワークショップの中で出てきたのが、Pepperとは何か、人とどんな関わりを持つのかを具体的にイメージしてもらうステップが必要じゃないかということでした。
そこで「ワタシ×ココロ」「ワタシ×シゴト」という新しいコンテンツを作成。人間的な部分も出すことで、ロボットに関心の薄い方にも興味を持って読んでもらう工夫をしています。
また今回、Pepperの画像はすべて撮りおろし。本格的な撮影を行いクオリティにもこだわっていますから、そのあたりもぜひ見て欲しいですね。
ブログ執筆はプロジェクトメンバーを中心に、新人も巻き込んで取り組んでいます。 「Pepperに○○させてみた」シリーズや、ノンプログラマー向けの簡単なアプリの作成方法「10分で出来るコレグラフ」など、開発者にしかできないアイデアを毎回盛り込んでいます。
自由に企画を考えて形にし、それをブログに書いて多くの人に見てもらう。こうした一連の取り組みが、若いメンバーの人材育成にも役立っていると思っています。Pepperの開発自体が楽しいので、モチベーションも上がりますしね。
HubSpotでサイト全体が構築されているので、サイト更新、ブログ更新、メルマガ配信、SNS更新など運用に必要な一切をすべてHubSpot１本で行っています。
普段からいろいろなツールを触っていますが、HubSpotはその中でも非常に直感的で使いやすいと感じています。グラフ化や数値化も優れているのでレポート作成も簡単ですし、大変助かります。
運用が簡単だからこそ、ブログの質を高めたり、オファーを増やしたり、メールマガジンをオートメーション化したりと、マーケティング施策を考え実行することに集中できると思います。
先日もある会社から「どうやってPepperを導入したのか教えて欲しい」という相談をいただきました。 企業がPepper導入に至るハードルをどう越えるかは大きな課題です。そうした方のお役にたつコンテンツやオファーをこれからもっと強化していきたいと思っています。
またこのエリアでのPepper導入実績は当社がナンバーワン。今後は今までのノウハウを集約させ、導入しやすく価格を抑えた「オリジナルパッケージプラン」を提案していく予定です。
さらにこれから、IBMのWatson（ワトソン）との連携によってAI(人口知能)×ロボットが持つ可能性は無限です。
もっともっと多くのロボットやデバイスが私たちの生活に深く関わる存在になっていくでしょう。私たちのチャレンジはまだまだ始まったばかりです。
今後はこの「ROBO PLUS（ロボプラス）」を通じて、多くのお客様とつながり、AIやロボットを活用した新しいサービスを皆さんと一緒に作っていけたらと思っています。
既存サービスや製品の顧客獲得マーケティングを新たに始めたい、新サービスや製品の発売に合わせてマーケティングサイトをつくりたいなどのご要望にお応えするのが「インバウンドマーケティングサイト構築プラン」です。サービス内容をぜひご参考ください。
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